武蔵坊弁慶は、源義経の郎党。
怪力無双の荒法師として知られています。
園城寺と比叡山との間で争いが起こったときには、園城寺の鐘を奪って比叡山に引きずり上げたのだそうです。
弁慶と義経が出会ったのは五条大橋。
千本目の太刀を奪いたい弁慶は義経(牛若丸)に襲いかかりますが、返り討ちにあってしまったのだとか。
その後、義経に従うこととした弁慶。
源平合戦の古戦場でも弁慶の伝説が多く残されています。
しかし、義経は兄頼朝から追われる身となってしまいます。
それでも義経に従った弁慶。
二人は、奥州平泉の衣川館で最期を遂げますが、
弁慶は、
「六道の 道の巷に 待てよ君 遅れ先立つ 習いありとも」
と詠み、義経は、
「のちの世も またのちの世も めぐりあはむ 染む紫の 雲の上まで」
と返したのだといいます。
弁慶:あの世のへの道の途中で待っていてください。
義経:のちの世も巡り会おう
2022年の大河ドラマ