1879年(明治12年)、赤坂に移り住んだ乃木希典が、1902年(明治22年)に新築した建物。
ドイツ留学中に見たフランス連隊本部を参考に設計されたのだという。
乃木大将と辻占売少年像
明治24年、金沢で辻占いを売りながら貧困な生活を支えていた少年と出会った乃木。
少年の名は今越清三郎。
祖母と弟妹を養うために、昼は魚を売り、夜は中に占いの書かれた紙が入った砂糖菓子を売っていたのだそうです。
その姿に感銘をうけた乃木は、少年を激励し、二円を手渡します。
少年はその恩を忘れず、努力を重ね、金沢・京都で金箔職人としての修行を積んで金箔業で大きな実績をあげました。
滋賀県の無形文化財に指定されていた下田金箔は、今越清三郎が持ち込んだものといわれています。
旧乃木邸の煙突
2011年(平成23年)の東日本大震災で被災したため撤去された煙突。
愛馬用井戸
馬小屋
1889年(明治22年)に建てられた。
煉瓦造り、日本瓦葺きの建物で、当時の母屋より立派であったことから、「新坂の馬屋敷」と称されていたのだといいます。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
2021年の大河ドラマは・・・