今日から建長まつりが始まりました。
開催期間中、三門の特別拝観が行われています。
現在の三門は、1775年(安永4年)、開山の蘭渓道隆の五百年忌に当たり、二百一世万拙碩誼(ばんせつせきぎ)によって建てられました。
楼上には、釈迦如来・十六羅漢・五百羅漢が安置されています。
釈迦如来
十六羅漢
五百羅漢
中央の位牌は、三門を再建した万拙碩誼。
左は、銅造五百羅漢の木彫りの原型を造った江戸仏師高橋鳳雲。
東外門に掲げられていた額。
かつてあった西外門に掲げられていた額。
「建長興国禅寺」は、後深草天皇の宸筆。
「天下禅林」・「海東法窟」・「建長興国禅寺」の拓本は宝物風入で拝観できます。
~楼上からの建長寺境内~
三門の下に置かれている賓頭盧(びんづる)尊者は、釈迦の弟子で十六羅漢の一人。
三門特別拝観は、大変人気があって、10時前には受付終了となってしまったようです。
私は9時15分頃に到着したのですが、12時からの拝観でした。
明日(3日)、明後日(4日)も特別拝観が行われます。
毎回の拝観は定員20名です。
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特別公開11/2・3・4
今年は、円覚寺の宝物風入は、宝物展示は行われず、舎利殿の特別拝観のみとなります。