別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2019年9月18日水曜日

光明寺の十夜法要



十夜の念仏会は、平安時代に慈覚大師円仁が唐の清涼山から比叡山に伝えたものといわれ、室町時代になって後花園天皇が京都東山の真如堂に伝えました。

そして、享徳年間(1452年~55年)、伊勢貞国が真如堂に籠もって、10月6日から15日までの10日間にわたって勤行したのが、現在の「十夜法要」のはじまりと伝えられています。


 延暦寺にない堂
(延暦寺西塔)

お十夜の引声念仏は、曲節をつけて声を引き伸ばして唱えるもの。

慈覚大師円仁が中国唐から比叡山に伝えたのだとされています。

延暦寺西塔にない堂は常行堂(左)と法華堂(右)が廊下で繋がった建物。

慈覚大師円仁は、常行堂で引声念仏を行ったのだといいます。


(京都)


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~光明寺のお十夜~

 光明寺のお十夜

光明寺お十夜は、1495年(明応4年)、第九世観誉祐崇が後土御門天皇の勅命で清涼殿において「引声阿弥陀経」・「引声念仏」による法要を勤修したことで勅許されました。

これが浄土宗寺院での「お十夜」の始まりとなります。



 お十夜

 お十夜の始まり


 光明寺






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