別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2019年8月4日日曜日

北条政子発願の銅造薬師如来坐像

現在壽福寺所蔵の銅造薬師如来坐像は元は鶴岡八幡宮寺に安置されていたといわれているが、この仏像の制作を発願した人物はだれか。
(第8回鎌倉検定1級の問題)


 銅造阿弥陀如来坐像


かつての鶴岡八幡宮は、神仏混淆の宗教施設でした。

壽福寺銅造薬師如来坐像は、もとは鶴岡八幡宮にあった神宮寺の本尊で、三代将軍源実朝の病気平癒祈願の一環として造立された可能性が高いといいます。

※「神宮寺」とは、神社に付属して建てられた仏教寺院のこと。


『吾妻鏡』によると・・・

1211年(建暦元年)11月16、北条政子が薬師三尊像の開眼供養を行い、神宮寺に安置されています。

壽福寺所蔵の薬師如来像はその中尊で、明治の神仏分離で鶴岡八幡宮から壽福寺に移されたのだといいます。




今、鎌倉国宝館では「仏像入門」が開催されています。

壽福寺の所蔵の銅造薬師如来坐像も拝観できます。


 鶴岡八幡宮

神仏混淆の宗教施設

 寿福寺






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