毎年1月4日、鶴岡八幡宮境内で行われる手斧始式では、御神木が二の鳥居から舞殿まで運ばれます。
木遣(きやり)とは、重い木材や岩などを、多人数で声を掛けたりしながら運ぶこと。
その時に歌われているのが木遣唄(きやりうた)。
鎌倉木遣唄は、鎌倉鳶職組合木遣唄保存会によって伝承されている民俗芸能です。
源頼朝が鶴岡八幡宮を再建したときも、材木座海岸に陸揚げされた材木が木遣唄を歌いながら運ばれたのだといいます。
一説には、栄西が京都の建仁寺を建てるときに「エーイサイ、ヨーサイ」という掛け声をかけさせたことが木遣唄の始まりなのだといいますが、どうなのでしょう・・・。
栄西が建仁寺を建てたのは1202年(建仁2年)、頼朝が鶴岡八幡宮を再建したのが1191年(建久2年)・・・。
ちょっと頼朝の方が早いですかね。
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二の鳥居から舞殿へと運ばれる御神木
(12:30頃から)
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