馬場に設けられた柵を「埒」(らち)と呼ばれます。
その高さは、
的側の「男埒」(おらち)が三尺五寸(約106cm)
反対側の女埒(めらち)が二尺八寸(約84cm)
埒の幅は弓一丈(七尺五寸(2m27㎝))
的は一尺八寸角(55㎝)の正方形の杉板。
青竹に挟まれます。
高さは六尺(1m82㎝)。
的中するとパーンという音が響きます。
鶴岡八幡宮の流鏑馬は、直線百四十間(254.54m)の流鏑馬馬場に、一の的、二の的、三の的を設けられます。
この的を馬を走らせ、「陰陽」(インヨー)という矢声をあげながら、次々に射ていきます。
馬場元から一の的までは20間(36.36m)
一の的から二の的までは40間(72.72m)
二の的から三の的までは43間(78.18m)
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9月14日~16日は・・・
9月15日は神幸祭。
最終日は流鏑馬神事!