児子神社は延喜年間の創建といわれる古社。
伝説によると・・・
1180年(治承4年)8月28日、源頼朝の一行が岩海岸から安房に向けて船出しようとしたとき、土肥遠平は「子の万寿に会ってから・・・」と父実平に頼みました。
万寿の母は伊東祐親の次女・万劫。
実平は敵将祐親の孫を呼んだ遠平を下船させたのだといいます。
その後、遠平は和田義盛の用意した船で頼朝一行を追いますが、子の万寿には会う事はできなかったようです。
誰もいない船出の浜に駆けつけた万寿は・・・
父方は源氏に、母方は平氏に別れてしまったことを嘆き、海に身を投げたのだといいます。
憐れんだ村人は万寿を児子神社に祀ったのだと伝えられています。
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