(くろがねのい)
小町通りのはずれにある井戸。鉄観音像の伝説が残されています。
(そこぬけのい)
海蔵寺の門前にある井戸。
安達泰盛の娘(千代能)が悟りを得たときの伝説が残されています。
「千代能がいだく桶の底抜けて水たまらねば月もやどらじ」
(いずみのい)
浄光明寺の先にある井戸。
(ちょうしのい)
長勝寺門前の住宅地の中にある井戸。
水の出口が「お銚子」の口に似ているため付けられた名。
(ほしのい)
虚空蔵堂の下にある井戸。
「星月ノ井」又は「星月夜ノ井」とも呼ばれ、井戸を覗くと星が輝いて見えたという伝説が残されています。
(ろっかくのい)
井戸は八角ですが、鎌倉側に六角、小坪側に二角であることから「六角ノ井」と呼ばれているそうです。
必殺必中の弓と言われた源為朝の伝説が残されています。
(つるべのい)
明月院の境内にある井戸。現在も使用されています。
(かんろのい)
浄智寺の門前にある井戸。
不老不死の水と呼ばれていました。
この他に、覚園寺の「棟立ノ井」と、扇ヶ谷個人邸内の「扇ノ井」がありますが、通常は拝観できません。