別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2011年11月27日日曜日

鎌倉文学館の秋2011/11/27

鎌倉文学館
加賀百万石の前田家の別邸。

招鶴洞
このトンネルを通り抜けると鎌倉文学館

「大海の磯もとどろに寄する波われてくだけてさけて散るかも」
源実朝が詠んだ歌です(参考:『金槐和歌集』)。


左:「人丸の後の歌よみ誰かあらん征夷大将軍みなもとの実朝」(正岡子規)

右:「鎌倉を生きて出でけん初鰹」(松尾芭蕉・参考:鎌倉の鰹


邸内からは由比ヶ浜の海が一望


庭園にはバラ園があります。春は5・6月、秋は10・11月が見頃です。

現在、「鎌倉」、「化粧坂」、「静の舞」、「星月夜」、「流鏑馬」、「禅」、「春の雪」、「大姫」など、およそ180種、200株のバラが植えられています。





種撒く人の碑

皇帝ダリア

春の雪
三島由紀夫の小説『春の雪』にちなんで命名されたバラ。

「春の雪」の傍らにはリンドウが・・・

スダジイ
鎌倉は照葉樹林帯。
シイは、照葉樹林を代表する樹木の一つです。

唯一きれいに染まった紅葉。


長楽寺跡碑

現在、鎌倉文学館のある場所には、北条政子源頼朝の菩提を弔うための長楽寺があったといいます。

1333年(元弘3年)、新田義貞の鎌倉攻めの兵火に遭い焼失したため、同じく焼失した善導寺跡へ移されたということです(現在の大町の安養院)。

長楽寺跡碑は、鎌倉文学館の入口にあります。



「江ノ島鎌倉フリーパス」「のりおりくん」を提示すると50円割引の特典があります。


鎌倉文学館
https://www.yoritomo-japan.com/bungakukan.htm
鎌倉手帳
https://www.yoritomo-japan.com/kamakura.html


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