別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2011年6月4日土曜日

初夏の材木座海岸を散策

光明寺の門前は材木座海岸です。

一般的に飯島岬から滑川までの間を材木座海岸と呼んでいます。

飯島岬

鎌倉と逗子の境界にあります。

飯島は・・・
源頼朝の旗挙時に三浦氏と畠山氏が激突し(小坪合戦)、
頼朝が鎌倉に入ってからは愛人を匿っていた場所でもあります。




和賀江嶋
現存する我が国最古の築港遺跡です。
三代執権北条泰時の時代に造られました。

豆腐川河口
日蓮が伊豆流罪となったときに船出した場所といわれています。
妙長寺は当初この辺に建てられたのだそうです。


今の季節、海岸ではハマヒルガオが咲いています。



源頼朝鶴岡八幡宮をい造営するとき、その材木を陸揚げしたのがの材木座海岸だったといいます。

そして、その際に人夫が勇ましく謡っていたのが「鎌倉天王唄」だったと伝えられています。

正月に行われる「潮神楽」では「天王唄」が奉納されます(参考:材木座海岸の汐まつり(汐神楽))。


材木座海岸
https://www.yoritomo-japan.com/umi-zaimokuza.htm
鎌倉手帳
https://www.yoritomo-japan.com/kamakura.html