曲水の宴(きょくすいのえん)は、3月上巳の日(のちに3月3日)に行われていた宮中行事。
旧暦の3月は現在の4月上旬から中旬。
桜のシーズンでもあることから花見の宴を兼ねて行われる事もあったようです。
平安時代中期の摂関時代には内裏の公式行事となり、
藤原道長や藤原師通なども自邸で行うようになりますが、中世以降は断絶。
現在、各地で行われている曲水の宴は、近代になって始められたもので、太宰府天満宮・
上賀茂神社・
赤間神宮・
毛越寺・
城南宮などで再興されています。
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