別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




okadoのブログは、『中世歴史めぐりyoritomo-japan』の別冊。
京都・奈良・平泉・鎌倉などの寺社・歴史・人物・伝説・文化・自然・花などの情報をお伝えします。


2025年7月7日月曜日

浅草寺の四万六千日・ほおずき市




四万六千日は観音さまの縁日。


観音さまは、この世で幸福と息災を叶えてくれる仏さまとして信仰されてきました。

平安時代から18日の観音さまの縁日には、観音霊場は多くの参拝者で賑わったようです。

やがて、18日以外にも京都の清水寺の「千日詣」のような特別な縁日も設けられるようになります。

「千日詣」は、一日参拝すると千日分のご利益をいただけるというもの。

浅草寺でも「千日詣」が行われていましたが、江戸時代には「四万六千日」と呼ばれるようになり、四万六千日分の功徳があるとされてきました。

その名称は、コメ一升が約46000粒であることから、「一升」と「一生」をかけたのだとか・・・(諸説あるようです)。




四万六千日は7月10日でしたが、前日の9日から参拝者で賑わうようになったため、9日と10日の2日間が縁日となったそうです。

浅草の夏の風物詩「ほおずき市」もこの両日に開催されます。




浅草寺


浅草寺は、源頼朝が平家討滅祈願したという東京都内最古の寺。

御神木のイチョウは頼朝のお手植えと伝えられています。

本尊の聖観音は坂東三十三箇所第十三番。

坂東三十三箇所は、鎌倉の杉本寺を第一番とする観音霊場。

源頼朝の観音信仰と、源平の戦いで西国に赴いた武者たちが西国三十三箇所の霊場を観たことで、鎌倉時代初期の開設につながったのだといわれています。




四万六千日・ほおずき市


浅草寺



鎌倉は8月10日
鎌倉の四万六千日








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隅田川沿いの源頼朝伝説


歴史めぐり源頼朝


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2025年7月6日日曜日

7月7日は七夕、咲く花は朝顔、食べるのは素麺。




七夕(7月7日)は、彦星と織姫が年に一度だけ会える日。




七夕の頃に咲くのが朝顔。

朝顔が咲くのは、彦星と織姫が無事に再会できた表しているのだとか。



そして、七夕に食べられていたのが索餅(さくべい)。

7月7日に索餅を食べると無病息災で暮らせるのだと伝えられてきたようです。

索餅は、奈良時代に日本に伝えられた中国の食べ物。

現在は素麺が食べられていますが、素麺は索餅が変化を遂げたものなのだとか。





七夕祭


七夕に素麺を食べて無病息災










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鶴岡八幡宮の七夕祭 7月7日



鶴岡八幡宮の七夕祭神事は7月7日午後5時から。

巫女さんによる神楽舞が奉納されます。



梶の葉をかたどった色紙や短冊型の絵馬に願いを込めます。



七夕祭


鶴岡八幡宮








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ぼんぼり祭


鶴岡八幡宮のハス


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2025年7月5日土曜日

座間 ひまわりまつり 2025




座間ひまわり畑は、55万本のひまわりが咲く首都圏最大級のひまわり畑。

2025年の「ひまわりまつり」は、8月9日(土)~11日(月)。

ひまわり畑には、散策路と展望台が設置され、ヒマワリ切り花販売、模擬店、特産品・推奨品の販売、アユのつかみどりなどのイベントが。


午前9時30分~午後5時

入場無料





小田急線「相武台前駅」から「ひまわりまつり会場」まで臨時直行バスが運行されます。

JR相模線「相武台下駅」・「入谷駅」から徒歩で約20分程度。


ひまわりまつり


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座間には・・・



星谷寺は坂東三十三所の観音霊場。

国の重要文化財に指定されている梵鐘は、佐々木信綱の寄進。

信綱は、源頼朝の挙兵の際に活躍した佐々木四兄弟の一人定綱の四男。




護王姫大明神は、源義経の側室だったという牛王姫を祀る社。




ひまわりまつり








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2025年7月4日金曜日

真鶴 貴船まつり2025~海上渡御が復活する源頼朝ゆかりの地の夏祭~




貴船まつり貴船神社の祭礼。

宮城県・鹽竈神社の「塩竈みなと祭」、広島県・厳島神社の「管絃祭」とともに「日本三船祭」の一つで、国の無形民俗文化財に指定されています。





今年は花飾りをまとった小早船や神輿船が海上を渡る「海上渡御」が8年ぶりに復活します。







貴船祭


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貴船神社

貴船神社は、1180年(治承4年)に源氏再興の挙兵をした源頼朝が必勝祈願の護摩を焚いたと伝えられる社。

参道石段には頼朝が休憩したという腰掛石が奉納されています。


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2025年3月、源頼朝が船出した岩海岸では源頼朝旗挙祭が開催され、28年ぶりに源頼朝旗挙鍋が復活しました。



貴船祭



歴史めぐり源頼朝








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湯河原・真鶴の源頼朝伝説


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熱海と源頼朝の伝説


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