別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




okadoのブログは、『中世歴史めぐりyoritomo-japan』の別冊。
京都・奈良・平泉・鎌倉などの寺社・歴史・人物・伝説・文化・自然・花などの情報をお伝えします。


2026年2月13日金曜日

唐糸やぐらの伝説~鎌倉:大町釈迦堂口遺跡~



大町釈迦堂口遺跡唐糸やぐらは、源頼朝を暗殺しようとした唐糸(からいと)の伝説が残されたやぐら。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆


唐糸は、木曽義仲の家臣・手塚光盛の娘。

琵琶と琴の名手で、18歳のときに鎌倉に召し出されていました。

源頼朝が義仲を討とうとしていることを知ると、それを父の光盛に知らせます。

義仲は唐糸に頼朝を暗殺するよう命じますが、湯殿で義仲から送られた短刀を発見され、石牢に閉じ込められてしまったのだといいます。

それを救ったのが唐糸の娘の万寿姫。

万寿は頼朝に仕えると鶴岡八幡宮に奉納する舞の舞姫に選ばれ、その舞が頼朝に気に入られます。

頼朝の「何でも望みのものをやる」との言葉に、「母親を助けてほしい」と頼んだのだとか。

頼朝は驚きますが、その願いが聞き入れられ、母とともに諏訪に帰ることができたのだそうです。


(下諏訪)

諏訪に帰った唐糸と万寿は、手塚光盛の霞ヶ城の一角に館を建てて暮らしたと伝えられ、供養塔はその地に建てられているようです。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆


2月26日から大町釈迦堂口遺跡が期間限定で公開されます。

【公開期間・時間】
2026年2月26日(木)〜3月11日(水)
10時〜16時


大町釈迦堂口遺跡

釈迦堂切通


日本遺産「いざ、鎌倉」

歴史めぐり源頼朝


よりともジャパン.com