10月15日は円覚寺の舎利講式(仏舎利御開帳の日)。
舎利殿に祀られている仏舎利が大方丈に遷され供養されます。
舎利殿に納められている仏舎利は、源実朝が建立した大慈寺から移されたもので、実朝が宋より請来したものと伝えられています。
円覚寺の舎利講式が行われる10月15日は、実朝が舎利会を行って供養していた日。
『吾妻鏡』によると、1214年(建保2年)10月15日、大慈寺では我が国臨済宗の開祖・栄西による舎利会が行われています。
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京都の嵯峨嵐山にある鹿王院は、室町幕府三代将軍・足利義満が創建した寺。
舎利殿に納められているのは、円覚寺の仏舎利の一部とされています。
鹿王院の舎利会も10月15日。
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