別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




okadoのブログは、『中世歴史めぐりyoritomo-japan』の別冊。
京都・奈良・平泉・鎌倉などの寺社・歴史・人物・伝説・文化・自然・花などの情報をお伝えします。


2025年10月14日火曜日

川端康成邸庭園の公開 2025 ~鎌倉~




開催日時
2025年11月15日(土)
 ①11時~  ②13時半~
由比ヶ浜駅集合

参加費 500円

定員 各回15名

応募期間
10月14日~10月28日


応募は、官製ハガキまたはお申し込みフォームで(抽選制)。
記載内容は、
①参加希望回 (複数可)
②氏名
③郵便番号
④住所
⑤電話番号 (当日ご連絡がとれる番号)

ハガキの応募先
〒247-0056
鎌倉市大船6-1-2
鎌倉芸術館「川端邸庭園公開」係

メールでの応募
📎応募メールフォーム


☆ ☆ ☆ ☆ ☆


ノーベル賞作家・川端康成が鎌倉に移り住んだのは1935年(昭和10年)。

長谷の甘縄神明神社前に住んだのは1946年(昭和21年)のこと。

『山の音』には、甘縄神明神社の様子も描かれています。


甘縄神明神社


ふと信吾に山の音が聞こえた。

風はない。

月は満月に近く明るいが、しめっぽい夜気で、小山の上を描く木々の輪郭はぼやけている。

しかし風は動いていない。

信吾のいる廊下の下のしだの葉も動いていない。

鎌倉のいわゆる谷戸の奥で、波が聞こえる夜もあるから、信吾は海の音かと疑ったが、やはり山の音だった。

遠い風の音に似ているが、地鳴りとでもいう深い底力があった。

自分の頭のなかに聞こえるようでもあるので、信吾は耳鳴りかと思って、頭を振ってみた。

音は止んだ。

音が止んだ後で、信吾ははじめて恐怖におそわれた。

死期を告知されたのではないかと寒けがした。



川端康成邸


施設公開








☆ ☆ ☆ ☆ ☆


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