箱根湯本の早雲寺は、北条早雲の遺言により北条氏綱が創建した臨済宗大徳寺派の寺院。
開山の以天宗清(いてんそうせい)は、大徳寺八十三世。
早雲は伊豆韮山の香山寺に住まわせ、氏綱は香山寺から早雲寺の開山に迎えたのだといいます。
早雲寺は、1590年(天正18年)の豊臣秀吉による小田原征伐で焼き払われてしまいますが、その後再興されました。
小田原征伐後、北条氏は北条氏規(北条氏康の五男)が継承し、その子氏盛は狭山藩主となっています。
北条五代の墓は、1672年(寛文12年)に狭山藩五代藩主の北条氏治が建立した供養塔です。
毎年5月3日に開催される北條五代祭りに先立って、祭の安全を祈願する墓前祭が執り行われています。
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