4月4日は八代執権・
北条時宗の命日。
時宗は、日本にモンゴル帝国(元)の侵攻という国難が降りかかる中の1268年(文永5年)、執権に就任。
モンゴル帝国は1274年(文永11年)と1281年(弘安4年)の二度にわたって日本を攻めますが、
時宗は見事にこの難局を乗り切りました(参考:
元寇(文永・弘安の役))。
1282年(弘安5年)、
時宗は
元寇の犠牲者の菩提を敵味方なく弔うために
円覚寺を創建しました。
開山は師の
無学祖元。
しかし、
円覚寺創建から間もない1284年(弘安7年)4月4日に亡くなります。
時宗の命日である4月4日には、廟所の
佛日庵で
時宗公毎歳忌が執り行われます。