別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』
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2023年7月5日水曜日
小田原開城~豊臣秀吉の小田原征伐~
1590年(天正18年)、豊臣秀吉による小田原征伐が行われ、7月5日、北条氏直は降伏。
小田原城は開城して戦国大名の北条氏は滅亡。
五代当主だった北条氏直は助命されますが、四代当主・北条氏政と弟氏照は切腹を命じられています。
小田原北条氏(後北条氏)の初代は北条早雲。
早雲が初めて持った城は駿河国の興国寺城(1487年(長享元年))。
1491年(延徳3年)には、伊豆国に進出して韮山城を居城とします。
韮山城を拠点に相模国へ進出した早雲は、1495年(明応4)、小田原城を奪取し、相模国を平定。
その後、北条氏は武蔵、下総、駿河にまで領土を拡げ、三代氏康の時代になると、小田原城は難攻不落の城と呼ばれるほどの城となります。
1590年(天正18年)の豊臣秀吉の小田原征伐時には、城下町を囲む長さ9㎞の総構となっていました。