1238年(嘉禎4年)正月28日、四代将軍九条頼経は上洛のため鎌倉を出発。
2月17日に入洛し、六波羅御所に入りました。
それから10月13日まで京都に滞在しています。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
4月16日、頼経は賀茂祭を見物しています。
全ての飾りなどの美しさは例年を越えていたそうです。
そして御家人で検非違使の大江能行・中条家平・後藤基政・宇都宮頼業らが大路を練り歩いて行ったのだとか・・・
検非違使尉
葵祭の行列は「路頭の儀」と呼ばれています。
京都御所から王朝絵巻さながらの行列が下鴨神社・上賀茂神社へと向かいます。
検非違使は、京都の治安維持と民政を所管する役人。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
鎌倉との繋がりを求めて。