別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2022年1月30日日曜日

源頼朝の挙兵!その5~山木館襲撃~


(三嶋大社)


治承4年8月17日、三嶋大社の祭礼の日。

安達盛長が代理で参拝しました。

そして、源氏再興の挙兵の日。


午後になって佐々木四兄弟が到着しました。

定綱経高は疲れた馬で、盛綱高綱は徒歩での到着です。

頼朝はとても喜びます。

そして、涙を浮かべながら、

「お前達の遅刻で、予定していた今朝方の合戦が出来なかった。残念である」と語ります。

佐々木四兄弟は、「洪水のため遅れました」と申し上げ、謝罪したといいます。


その晩、頼朝山木館を攻めさせます。

加藤景廉佐々木盛綱は、留守番として頼朝の傍らにいました。

まず、佐々木定綱経高高綱の三人が、山木兼隆の後見役堤権守信遠を討ちます。

このとき、経高の放った鏑矢が、平氏を征伐するための最初の矢でした。

その後、佐々木兄弟は、山木兼隆襲撃の軍に加わります。

頼朝は、「戦が始まったら火をつけるように」と命じていましたが・・・、

その火がなかなか見えないので、留守の加藤景廉佐々木盛綱堀親家らを山木館へ向かわせました。

景廉には、長刀を与え、「兼隆の首を討って持参すべし」と命じています。

そして、盛綱景廉は、兼隆の屋敷内に入り、見事に兼隆を討ち取ります。

兵達が帰ってきたのは、18日の明け方でした。




(香山寺)




源頼朝挙兵

山木館襲撃~源頼朝の挙兵~


三嶋大社







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