別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2019年7月4日木曜日

源頼朝が生まれたのは尾張か?京都か?

 源頼朝誕生地
(名古屋市熱田区:誓願寺)


源頼朝は、1147年(久安3年)、河内源氏の棟梁源義朝の三男として誕生。

母は熱田神宮大宮司藤原季範の娘で由良御前

頼朝は尾張国で誕生という説が有力で、由良御前は、熱田神宮大宮司藤原季範の別邸で頼朝を産んだのだと伝えられています。


 熱田神宮

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もしかすると京都で誕生?

由良御前の父藤原季範は、京都で生活することが多かったのだといいます。

由良御前の姉妹も京都に住んで、待賢門院や上西門院の女房として仕えていたそうですので、由良御前も京都に住んでいて、義朝との出会いも京都だったかもしれません。


 六条堀川館跡・左女牛ノ井跡
(京都)

だとするなら、頼朝は源氏累代の館跡・六条堀川館で生まれた可能性もあるのではないでしょうか・・・

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鎌倉で生まれた可能性は?

東国に勢力基盤を築いていた頼朝の父義朝は、鎌倉の亀ヶ谷に館を構えていました。

ただ、頼朝が誕生したのは中央に進出してからのことのようですので、鎌倉誕生説はないのかもしれません。

 壽福寺

義朝の亀ヶ谷の館は、壽福寺がある地にあったのだといいます。






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