光明寺に伝わる国宝の『當麻曼荼羅縁起絵巻』(国宝)は、奈良県當麻寺の本尊・綴織当麻曼荼羅図(国宝)の製作にまつわる説話を上下2巻に描いたもので、大旦那内藤家より寄進されました。
現在は、鎌倉国宝館に寄託されています。
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天平の昔、横佩大臣(よこはぎのおとど)の娘・中将姫は、「生身の阿弥陀如来を拝みたい」として祈願したといいます。
そこへ阿弥陀如来と観音菩薩が比丘尼となって現れ、蓮茎から糸をとり、それを五色に染めて、大曼荼羅を織り上げます。
さらに信仰を深めた中将姫は、29歳でこの世を去りますが、その最期は二十五菩薩を伴って来迎した阿弥陀如来に導かれて極楽浄土へと旅立ったのだとか。
3月24日~4月22日
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