建長寺の開山は蘭渓道隆。
宋の厳格な禅風をそのまま持ち込みます。
建長寺の伽藍配置は、中国の径山(きんざん)万寿寺の伽藍配置を手本としたもので、 山門・仏殿・法堂が直線上に配置されています。
ビャクシンは、禅寺の前栽として植えられるもの。
建長寺の仏殿前には7本のビャクシンが植えられ、その中には道隆のお手植えとされる古木も残されています。
山門横の梵鐘は、北条時頼の寄進で、銘文は道隆が撰しました。
建長寺創建当時の貴重な遺品で国宝に指定されています。
道隆は、伊豆修禅寺、京都建仁寺、甲斐東光寺などにも住しますが、最後は建長寺に戻り、1278年(弘安元年)7月24日に没しています。
大庫裡
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