若宮大路の南、大鳥居の横にある宝篋印塔は、畠山重保のものと伝えられています。
重保は、「坂東武士の鑑」といわれた畠山重忠の嫡男。
１２０５年（元久２年）、北条時政の謀略によって、重忠は武蔵国二俣川で討死、重保は由比ヶ浜で殺害されました。
重保の屋敷はこの辺りにあったのだといいます。
六郎茶屋の碑
かつて、重保の宝篋印塔は六郎さまと呼ばれ、願をかけると咳の病気が治るとされてきました。
重保の通称は六郎。
喘息持ちだったのだといいます。
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