地蔵堂の本尊「地蔵菩薩立像」は、別名「黒地蔵」と呼ばれています。
地獄では、罪人が猛火による「責め苦」にあうそうです。
覚園寺の「黒地蔵」は、地獄で火に苦しんでいる者を見て、少しでも罪人の苦しみを和らげてあげようと、自らが獄卒(地獄の役人)となって火焚きを行いました。
「地獄の火を小さくしてあげた」ということなのでしょうか・・・。
そして、火を焚くうちに、その全身は黒く焦げてしまったといいます。
そのため、「黒地蔵」とか「火焚き地蔵」と呼ばれるようになったと伝えられています。
8月10日の黒地蔵縁日は、午前零時より始まります(正午頃まで)
黒地蔵は、鎌倉二十四地蔵の一つです。
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