別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2014年7月4日金曜日

三門梶原施餓鬼会・・・鎌倉:建長寺

建長寺三門梶原施餓鬼会は、1200年(正治2年)1月20日、駿河国清見関で討死した梶原景時の霊を慰めるために行われているもの。

7月15日の午前8:00から。





伝説によると・・・

ある年の建長寺の施餓鬼会が行われた日、そんな梶原景時の亡霊が現れます。

亡霊は施餓鬼会が終わっていたので残念そうに引き上げていったそうです。

しかし、蘭渓道隆が呼び戻し、再び施餓鬼会を行ってあげると、感謝して消えていったのだといいます。


梶原景時像
(東京大田区・万福寺


梶原景時は、1180年(治承4年)8月に源頼朝挙兵したときは、平氏方の大庭景親に従っていました。

『吾妻鏡』によれば、8月24日、石橋山の戦いに敗れ、山中に逃れた源頼朝の居場所を知っていながら、それを見逃したのだといいます。

その後、頼朝に重用されますが、頼朝が亡くなると間もなく鎌倉を追放され、上洛する途中の駿河国で最期を遂げました(梶原景時の変)。




(深沢小学校内)


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