別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2012年2月15日水曜日

涅槃会・・・建長寺

2月15日は釈迦が入滅した日。各寺では「涅槃会」が行われます。

建長寺では、法堂で法要が行われます。




法堂内を歩きながら経を唱えます。











 涅槃図

釈迦の入滅の時を描いた絵です。

「涅槃会」では「涅槃図」を掛けて法要が行われます。

円覚寺の先々代の管長、朝比奈宗源老師は、幼少の頃に「涅槃図」を見て、「私もこのように多くの人に悲しんでもらう人になりたい」と言われたそうです。

そして、すべての人は仏であり「仏心」をもっていると悟られたそうです。

 建長寺雲龍図

仏教において龍は仏の教えを人々に伝えるといわれ、修行僧に「法の雨を降らす」という意味があるそうです。

法堂天井の「雲龍図」は、日本画家小泉淳作氏の作品。2012年1月9日に亡くなられ、建長寺で葬儀が営まれたそうです。


賓頭盧(びんづる)尊者は、釈迦の弟子で、十六羅漢の一人。

自分の身体の悪いところ撫でると良くなるといわれています。

おびんずるさまは、神通力にすぐれていたそうですが、みだりに神通力を使ったということで、お釈迦さまから涅槃を許してもらえませんでした。

そのため、今でも衆生を救い続けているそうです。

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 円覚寺:涅槃会

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