建長寺では、法堂で法要が行われます。
法堂内を歩きながら経を唱えます。
釈迦の入滅の時を描いた絵です。
「涅槃会」では「涅槃図」を掛けて法要が行われます。
円覚寺の先々代の管長、朝比奈宗源老師は、幼少の頃に「涅槃図」を見て、「私もこのように多くの人に悲しんでもらう人になりたい」と言われたそうです。
そして、すべての人は仏であり「仏心」をもっていると悟られたそうです。
仏教において龍は仏の教えを人々に伝えるといわれ、修行僧に「法の雨を降らす」という意味があるそうです。
法堂天井の「雲龍図」は、日本画家小泉淳作氏の作品。2012年1月9日に亡くなられ、建長寺で葬儀が営まれたそうです。
賓頭盧(びんづる)尊者は、釈迦の弟子で、十六羅漢の一人。
自分の身体の悪いところ撫でると良くなるといわれています。
おびんずるさまは、神通力にすぐれていたそうですが、みだりに神通力を使ったということで、お釈迦さまから涅槃を許してもらえませんでした。
そのため、今でも衆生を救い続けているそうです。
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