(鎌倉 鶴岡八幡宮)
弁財天は、多くの寺社に祀られていますが、多くの場合、池に島を浮かべて祀られています。
これは、弁財天信仰発祥の地である琵琶湖の竹生島を模しているからで、鶴岡八幡宮の旗上弁財天社も源氏池に浮かぶ島にあります。
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琵琶湖に浮かぶ竹生島は、古くから弁才天と観音の聖地として信仰されてきました。
島内の宝厳寺と竹生島神社は、明治の神仏分離までは一体化した宗教施設でした。
竹生島神社の本殿は、かつての宝厳寺の本堂(国宝)。
現在、弁財天は宝厳寺の本堂に安置されていますが、かつては竹生島神社の本殿に安置されていました。
竹生島弁財天は八臂弁財天。
ただの八臂弁財天ではなく、老人の頭を付けた白蛇(宇賀神)が乗せられているもの。
宇賀神は宇迦御魂命(稲荷神)と同一視される神。
竹生島弁財天は八臂弁財天と宇賀神が合体した宇賀弁財天。
源頼朝は江の島に弁財天を勧請していますが、江の島の八臂弁財天も宇賀弁財天。
とすると・・・
鶴岡八幡宮にも宇賀弁財天が祀られていたのかも。
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江島神社の辺津宮にある奉安殿には、源頼朝が奥州平泉の藤原秀衡を調伏のために、文覚に命じて勧請したという伝説が残されている八臂弁財天と、裸弁財天として知られる妙音弁財天が安置されています。
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