2025年(令和7年)2月14日、浄光明寺の三千仏図と若宮大路周辺遺跡群出土の貿易陶磁器24点が鎌倉市の文化財に指定されました。
三千仏図
(鎌倉市HPより)
「三千仏」(さんぜんぶつ)とは、過去・現在・未来の三つの世に、それぞれ千体ずつ出現するとされる仏。
浄光明寺の三千仏図は、南北朝期から室町期の作とされ、中央に三世仏、周囲に二千体を超える小仏が描かれています。
浄光明寺は赤橋流北条氏の菩提寺。
本尊の木造阿弥陀如来及両脇侍坐像は、北条久時の発願によって造立されたもの(国の重要文化財)。
室町時代には足利尊氏・直義兄弟の厚い帰依を受けました。
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