1183年(寿永2年)、木曽義仲追討の副将軍として北陸道へ下った平経正は、その途中で竹生島へ渡り戦勝を祈願して琵琶を奏でたのだとか。
すると袖の上に白竜が・・・
勝利を確信した経正は、
ちはやぶる
神に祈りの
叶へばや
著くも色の
現れにけり
と詠んで竹生島をあとにしたのだとか。
しかし・・・
平家軍は倶利伽羅峠の戦いで木曽義仲に大敗。
そして、平家一門は都落ち。
平経正は、1184年(寿永3年)の一ノ谷の戦いで、河越重房の手勢に討ち取られています。
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鎌倉との繋がりを求めて。