時宗の総本山遊行寺の本堂や大銀杏がライトアップされます。
時宗の開祖は一遍。
一遍は、布教のために全国を「遊行」し、「南無阿弥陀仏決定往生六十万人」と書いた札をくばる「腑算」と、踊りながら念仏を唱える「踊躍念仏」に教義を広めました。
1282年(弘安5年)3月1日には、鎌倉に入ろうとしますが八代執権北条時宗によって阻止され、翌日から藤沢の片瀬に滞在して4ヶ月にわたって念仏を行ったといわれています。
一遍が長期滞在した藤沢に遊行四世の呑海が開いたのが遊行寺です。
遊行寺は開創700年。
700年の歴史で初めて本堂がライトアップされるそうです。
遊行寺の開基は俣野五郎景平。
源頼朝の挙兵に敵対した俣野景久の末裔といわれています。
開山の呑海は、景平の弟なのだといいます。
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