別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




okadoのブログは、『中世歴史めぐりyoritomo-japan』の別冊。
京都・奈良・平泉・鎌倉などの寺社・歴史・人物・伝説・文化・自然・花などの情報をお伝えします。


検索




2024年6月11日火曜日

水を産んだ一条天皇の女御・藤原元子


長徳の変があって中宮の藤原定子が宮中を去った後、一条天皇に入内した藤原元子が懐妊。

出産のため、元子は承香殿から堀河院に移りますが・・・

その一行が弘徽殿の細殿を通るところを、藤原義子の女房たちが群がり御簾越しに見物していました。

元子の侍女がこれを見て

「簾のみ孕みたるか」

(弘徽殿女御(義子)は懐妊しないで、簾のみが膨らんでいる)

と言って嘲弄したのだといいます。

しかし・・・

出産を迎えた元子の腹からは水が流れ出るばかりで、とうとう赤子は出てきませんでした。

出産にあたって大騒ぎをしていた父の顕光と元子は、世間の嘲笑を受けたのだとか。




藤原定子









☆ ☆ ☆ ☆ ☆


紫式部と越前国


紫式部の越前下向


琵琶湖で紫式部・源氏物語


紫きぶ七橋


光る君へ 越前 大河ドラマ館


よりともジャパン.com


検索

Translate