円覚寺の洪鐘祭は、61年目ごと(60年に一度)に行われる弁財天の祭礼。
2020年(令和2年)の開催予定でしたが延期され、2023年(令和5年)10月29日(日)の開催が決定されました。
円覚寺の国宝「洪鐘」は、九代執権北条貞時が七日七夜江の島弁財天に参籠して鋳造が成功したというもの。
洪鐘鋳造の成功に感謝した貞時は、円覚寺に弁天堂を建立し、弘法大師が刻んだと伝えられる弁財天を円覚寺の鎮守として祀ったのだと伝えられています。
そのため、江の島の弁財天と円覚寺の弁財天は夫婦弁天と呼ばれ、61年目ごと(60年に一度)に行われる「洪鐘祭」(おおがねまつり)で出会うことになっています。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆