別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2022年9月8日木曜日

秩父武綱と源氏の白旗と畠山重忠


畠山重忠の高祖父・秩父武綱は、武蔵国秩父郡吉田郷に吉田城を構えて秩父牧を支配した武将。

源頼義義家父子にい、1051年(永承6年)の前九年の役では頼義から源氏の白旗を賜り、1083年(永保3年)の後三年の役では先陣を務めました。

『源平盛衰記』によると、1180年(治承4年)、重忠は武綱が賜った源氏の白旗を掲げて源頼朝の下へ参陣。

重忠が鎌倉入りの先陣を務めたのは、先祖の故事に倣ってのことなのだとか。


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(東京都渋谷区)

金王八幡宮は、武綱の子河崎基家が創建したと伝えられる社。

基家は武蔵国河崎荘(川崎市)や小机郷(横浜市港北区)などを本領とし、後三年の役の功によりや武蔵国谷盛荘(現在の東京都渋谷)を与えられたのだという。


後に基家の子重家は、相模国渋谷荘(藤沢市・綾瀬市)に移住し渋谷氏を称することに。

頼朝の挙兵に参陣して活躍した佐々木四兄弟を庇護していたという渋谷重国は重家の子。

頼朝の父義朝に従い、常盤御前に義朝の死を知らせたという金王丸も重家の子といわれる・・・




畠山重忠


畠山重忠の乱








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