別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2021年6月16日水曜日

蛭ヶ小島の「梛の葉の縁結びの碑」~伊豆山権現の加護で結婚できた頼朝と政子~


梛の葉の縁結びの碑

流人源頼朝は、北条時政が大番役で京都に滞在している間に娘の政子と恋仲になります。

伝説によると・・・

大番役から帰ってその事を知った時政は、平家の怒りを恐れて政子を伊豆国の目代山木兼隆に嫁がせることにします。

しかし・・・

祝言の晩、政子は山木館を抜け出して、熱海の伊豆山権現に逃げ込みました。

政子からの手紙を受け取った頼朝も伊豆山権現へ向かいます。

こうして頼朝と政子は結婚することができたのだといいます。



伊豆山神社は、伊豆山権現または走湯権現と称されていました。

当時の伊豆山神社は多くの僧兵を抱えていたため、時政や兼隆も手出しすることができなかったそうです。

政子は、伊豆山神社梛の葉を鏡の裏に入れて頼朝との愛を祈ったのだと伝えられています。









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