東寺の近くにある伏見稲荷大社の御旅所。
4月から5月の稲荷祭で五基の神輿が駐輿(おとどまり)される地。
かつて、御旅所は「油小路七条」と「八条坊門猪熊」の2箇所にあったそうですが、豊臣秀吉が一つにして現在地に移したのだそうです。
5月3日の還幸では、五基の神輿が東寺の僧侶による「神供」を受けた後、約2時間京都市内の氏子区域を巡行して本社に還御します。
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東寺の五重塔は、その用材を伏見の稲荷山から伐りだしたのだといいます。
そのため淳和天皇が病気になったと伝えられ、朝廷は、これまで秦氏の私社だっ稲荷大神に従五位下を神階に授けたのだそうです。
以後、伏見稲荷大社と東寺は深く結びついてきました。
弘法大師と稲荷神の伝説も残されているようです。
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鎌倉との繋がりを求めて!