別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』
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2020年7月26日日曜日
後醍醐天皇御幸の芝と雨師観音堂跡~吉野山~
五月雨の降り続くある日のこと。
後醍醐天皇
は大勢の供を連れてこの辺りへやってきますが、空模様がますます怪しくなってきました。
かたわらの観音堂に入ってしばらく休んだ後醍醐天皇が
「ここはなほ 丹生の社にほど近し 祈らば晴れよ 五月雨の空」
と詠むと、急に空が晴れわたり、うららかな日和になりました。
それから、雨師観音堂と呼ばれるようになったのだとか・・・
観音堂跡に建つ社
雨師観音堂は、明治の神仏分離で廃されてしまったそうです。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
鎌倉との繋がりを求めて。
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