別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2020年7月4日土曜日

重源上人坐像~東大寺を復興させた僧~


重源上人坐像


東大寺大勧進職として、平重衡南都焼討で焼失した東大寺の復興を果たした俊乗坊重源。


大仏鋳造・大仏殿造営をはじめ、大仏殿回廊及び中門鎮守八幡宮戒壇院などを再建。

1185年(文治元年)には後白河法皇による大仏開眼供養が行われ、1195年(建久6年)には源頼朝が参列して大仏殿の落慶供養が行われました。

1203年(建仁3年)には運慶らによって南大門金剛力士像が造立され、南大門が竣工して総供養が行われています。


1206年(建永元年)、86歳で入滅。


俊乗堂に安置されている「重源上人坐像」(国宝)は、鎌倉時代の頂像彫刻の傑作とされ、7月5日の俊乗忌と12月16日の良弁忌に公開されています。




東大寺


源頼朝と重源






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