別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




okadoのブログは、『中世歴史めぐりyoritomo-japan』の別冊。
京都・奈良・平泉・鎌倉などの寺社・歴史・人物・伝説・文化・自然・花などの情報をお伝えします。


2019年9月15日日曜日

包丁正宗~鎌倉文華館 鶴岡ミュージアムで展示中~



鎌倉文華館 鶴岡ミュージアムに展示されている「包丁正宗」。

荏柄天神社に伝来したものなのだそうです。


『新編鎌倉志』によると・・・

壹腰。
正宗ガ作ト云。
無銘。
長サ一尺三寸五分。
廣サ三寸五分。
今ノ世ニ小刀(ちひさがたな)ト云製也。
指表(さしをもて)ニ梅。
裏(うら)ニ天蓋不動ノ梵字。
倶利伽羅(くりから)ヲ彫ル。
大進坊ガ彫物也。
鞘(さや)ハ黒塗(くろぬり)也梅ノ蒔繪(まきえ)有リ。


作者の正宗とは、「相州伝」といわれる相模国独特の作風を完成させた五郎入道正宗。

その技術は「正宗工芸」として引き継がれています。



刀守り

荏柄天神社では、「包丁正宗」のお守りを授与して頂けます。



 鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム


 鶴岡八幡宮

 荏柄天神社






☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 鶴岡八幡宮例大祭

 絵筆塚祭


 よりともジャパン.com