(第11回鎌倉検定試験2級)
(第4回鎌倉検定試験1級)
御霊神社の面掛行列の面は、明和5年銘(1769年)の10種類の面で、面掛行列は1976年(昭和51年)に神奈川県の無形民俗文化財に指定されています。
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毎年9月18日に行われる、坂ノ下の御霊神社例祭では、伎楽面や田楽面を付けた面掛十人衆が練り歩く面掛行列が行われるが、これは何にならってはじめられたものか。
(第2回鎌倉検定試験2級)
(面掛行列)
上の図は、東京国立博物館所蔵の「鶴岡八幡宮祭礼行列之図」。
御霊神社の面掛行列は、鶴岡八幡宮の放生会の面掛行列に倣ったものと伝えられています。
かつては、山ノ内の八雲神社の祭礼行列にも面掛行列があったようです。
上の図は円覚寺洪鐘祭絵巻。
60年に一度行われるという洪鐘祭の祭礼行列には、毎回、面掛行列が加わっていました。
1840年(天保11年)の祭礼行列では、八雲神社から天保11年銘のある面を借りているようです。
この面は、御霊神社の面掛行列の面を模したもので、洪鐘祭のために約40年振りに作り替えられたのだとか。
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毎年9月18日に御霊神社例祭で行われる面掛行列で、坂ノ下町内を練り歩く面掛十人衆のうち、七福神に含まれるのは何か。
(第4回鎌倉検定試験2級)
御霊神社の福禄寿は、面掛行列の八番面「福禄」にちなむもの。
鎌倉江ノ島七福神の一つです。
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