東京都文京区春日にある牛天神北野神社は、1184年(元暦元年)に源頼朝が創建したという社。
伝説によると・・・
東国平定の際、この地で休息していた頼朝の夢の中に牛に乗った菅原道真が現れて「二つの幸がある。満足が得られたら社を営んで報いよ」と告げたのだといいます。
その後、頼朝は・・・
1182年(寿永元年)に嫡男の頼家を授かり、1183年(寿永2年)には後白河法皇から宣旨を賜わって東国の支配権が認められました。
二つの幸を得た翌年、頼朝は太宰府天満宮を勧請して社を建立し、牛天神と名付けたのだといいます。
撫で岩
撫で岩は、頼朝が道真の神託をうけたときに、腰を掛けていたという牛の形をした岩。
「ねがい牛」・「牛岩」とも呼ばれ、撫でると願いが叶うと伝えられてきました。
牛天神北野神社は、「撫で牛」の発祥の神社とも言われているようです。
境内社
太田神社・高木神社
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