鎌倉でも祇園信仰の祭礼が行われます。
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(八雲神社)
大町の八雲神社は新羅三郎義光が祇園八坂社を勧請したことに始まると伝えられている鎌倉最古の厄除け神社。
祭礼は7月13日~15日。
(小動神社)
(八坂神社)
天王祭は、腰越の小動神社と江の島の八坂神社の祭礼。
小動神社と八坂神社の神輿が行合う神幸祭は7月14日(日)。
(極楽寺)
極楽寺の熊野新宮に合祀されている八雲神社の祭礼。
6月30日(日)~7月7日(日)
荏柄天神社が祇園信仰と関係あるのか・・・?
7月の例祭で出御するのは、かつて二階堂の熊野神社に合祀されていた八雲神社の神輿。
神幸祭は7月14日(日)。
(山ノ内)
山ノ内の八雲神社は、祇園八坂社を勧請して創建されたと伝えられている社。
7月21日(日)に行われる神幸祭は、山崎の八雲神社の神輿との行合祭。
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これらの祭のもとは京都の八坂神社の祭礼「祇園祭」。
869年(貞観11年)、全国に流行した疫病を鎮めるために行われた「祇園御霊会」が始まりといわれます。
京都の八坂神社は、明治の神仏分離まで「祇園社」「祇園感神院」などと呼ばれ、祇園精舎の守護神・牛頭天王を祭神としていたそうです。
八坂神社の神輿は胴の部分が四角(右)、六角(中央)、八角(左)のもの。
鎌倉の八坂大神の六角神輿は、八坂神社の六角神輿を見本に作られた神輿です。
7月6日の扇ガ谷祭で拝観することができると思います。
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八雲神社や八坂神社は、かつては牛頭天王(ゴズテンノウ)を祀っていた社。
牛頭天王は祇園精舎の守護神とされ、京都の感神院祇園社(現在の八坂神社)から全国に勧請され、祇園社・天王社として祀られました。
しかし、明治の神仏分離令で権現類とともに名指しされた牛頭天王。
「中古以来、某権現或いは牛頭天王之類、其の外佛語を以って神号に相称へ候神社少なからず候、いずれも其の神社之由緒委細に書付け、早や早や申し出づ可く候」
この神仏分離令で、牛頭天王を祀る神社は「スサノオノミコト」を祭神とする神社に改編させられました。