鎌倉時代からあるという小坪漁港。
昔は鷺の浦と呼ばれ、源頼朝が許すまでは魚を獲ることが禁じられていたのだとか。
伝説によると・・・
あるとき、頼朝が小坪へ遊びにきました。
魚でもてなすことのできない村人は、小さな茶壷を贈ったのだそうです。
喜んだ頼朝は、魚を獲ることを許します。
それ以来、小坪と呼ばれるようになったのだといいます。
村人が漁を始めると桜鯛の大漁。
大漁を祝した頼朝は「地曳きひく霞のなかのさくら鯛小壺の浜の春の朝なぎ」と詠みました。
この歌を披露したのが披露山だったのだとか。
披露山は「かながわの景勝50選」に選ばれている景勝の地。
鎌倉時代、将軍に献上物を披露した所ともいわれています。
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