河内源氏の源頼義は奥州で起こった反乱に介入します。
石清水八幡宮で祈願した頼義は弓矢を賜りました。
その後、奥州の反乱を鎮圧した頼義は、石清水八幡宮に感謝し、鎌倉の由比郷鶴岡に分霊をお迎えします。
それが鶴岡八幡宮の始まりとなります。
社殿を建立した頼義は石清水八幡宮から賜った弓矢を奉納しました。
鶴岡八幡宮の破魔矢は、その弓矢に因んだものだといいます。
正月には鶴岡八幡宮の本宮楼門に2本の矢が掲げられます。
この写真は今年、都七福神を巡った時に電車の中に掲げられていた石清水八幡宮厄除大祭のポスター。
社殿に2本の矢が掲げられています。
頼義が鶴岡八幡宮に奉納したという弓矢は本宮回廊にある宝物殿で観ることができます。