別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2011年10月2日日曜日

鎌倉薬王寺の巨大宝篋印塔

薬王寺の墓地にある巨大宝篋印塔は、蒲生忠知の妻松壽院と息女梅嶺院の墓です。

忠知は、織田信長・豊臣秀吉に仕えた武将蒲生氏郷の孫にあたります。
母は徳川家康の娘振姫。


松壽院(左)と梅嶺院(右)の宝篋印塔


松壽院は、磐城平城主の内藤政長七女。名前は不明

1700年(元禄13年)6月27日に亡くなりました。89歳でした。
姑振姫の陽壽院の「壽」を用いて号したと伝えられています。

「松壽院殿青山日縁大姉」


梅嶺院は、1645年(正保2年)3月19日に亡くなりました。12歳でした。

「梅嶺院殿奉山日陽大童女」 




※松壽院の父内藤政長の墓は、材木座の光明寺にあります。


薬王寺
https://www.yoritomo-japan.com/page137yakuoji.htm
鎌倉手帳
https://www.yoritomo-japan.com/kamakura.html


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