源頼朝が創った武家政権の都「鎌倉」の歴史を中心に、関係地の伝説・文化や自然・寺社の花などの情報をお伝えします。
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別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』
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2024年3月16日土曜日
鎌倉・桜情報2024/03/16~鶴岡八幡宮・妙本寺・本覚寺~
鎌倉のソメイヨシノの開花は3月下旬になりそうです。
段葛
源氏池
春ぼたん
ぼたん庭園
が開園しています。
妙本寺
カイドウ
カイドウ
の開花宣言の方が早そうです。
本覚寺
鎌倉のソメイヨシノは、本覚寺の
枝垂れ桜
が終わる頃に開花が始まります。
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~桜の次はアジサイ~
2024年3月15日金曜日
桜花盛久~庚申の夜、北条泰時らは洪水なのに和歌会~
『吾妻鏡』によると・・・
1237年(嘉禎3年)3月9日、
庚申の日
。
鎌倉は豪雨。
終日降りやまず、亥刻(午後10時頃)には洪水。
そんな中、
御所
では和歌会が催されます。
参加者は
北条泰時
・足利義氏・北条資時・快雅僧正・伊賀光宗・源親行・後藤基綱・安達義景など。
庚申の夜は眠っちゃいけない夜。
「守庚申」(しゅこうしん)と呼ばれる平安時代から続く風習で、徹夜で詩歌や管弦の遊びを催していたのだとか。
お題は「桜花盛久」。
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~桜の次はアジサイ~
2024年3月14日木曜日
七猿の歌
つらつらと うき世の中を思うには
まじらざるこそまさるなりけれ
見聞かでも いわでもかなわざるものを
うき世の中にまじるならいは
つれもなく いとわざるこそうかりけれ
定めなき世を夢と見ながら
何事も 見ればこそげにむつかしや
見ざるにまさることはあらじな
きけばこそ 望みもおこれはらもたて
聞かざるぞげにまさるなりけれ
こころには なにわのことを思うとも
人のあしきはいわざるぞよき
見ず聞かず いわざる三つのさるよりも
思わざるこそまさるなりけれ
第18代天台座主・慈恵大師良源が詠んだ世の中で暮らす上においての教え。
三猿の「見ざる、聞かざる、言わざる」は、良源の歌から生まれたものといわれる。
日吉大社
「七猿歌」
は、
日吉山王権現
に願文を捧げたときに詠み込んだのだという。
元三大師堂
比叡山
の
横川
にある
元三大師堂
は、慈恵大師良源の住坊跡。
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枝垂れ桜が咲く長興山紹太寺は北条政子建立の釈迦牟尼がある寺
小田原市入生田の
長興山紹太寺
の
枝垂れ桜
は樹齢350年。
ソメイヨシノより1週間ほど早く開花します。
紹太寺の本尊・釈迦牟尼は、
北条政子
が
源頼朝
の三回忌に建立したという浄業寺(伊勢原市・廃寺)の本尊だったもの。
長興山の枝垂れ桜
紹太寺
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小田原城址公園では、桜の開花時期に合わせて桜のライトアップが行われます。
小田原城址公園
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~桜の次はアジサイ~
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