1182年(養和2年)、源頼朝は北条政子の安産祈願のため、鶴岡八幡宮の参道・若宮大路を築きます。
若宮大路は、鶴岡八幡宮を内裏に見立て、平安京の朱雀大路を模して造営されたのだといいます。
その参道の中央に一段高く造られたのが段葛。
造営にあたっては頼朝自らが陣頭指揮を取り、北条時政をはじめとする御家人達が土や石を運んだんだのだと伝えられています。
平安京の南の玄関口は羅城門。 羅城門から北へ朱雀大路が朱雀門まで延び、朱雀門の先に平安宮(大内裏)がありました。
源頼朝は、1159年(平治元年)の平治の乱で敗れるまで、京都に住んでいました。
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段葛に桜の木が植えられたのは1918年(大正7年)頃。
2014年(平成26年)からの整備工事で桜の植え替えが行なわれ、2016年(平成28年)3月30日に竣功。
茨城・千葉・埼玉などから移植された樹齢5年程度の若い樹が鎌倉で初めて花を咲かせました。
2024年(令和6年)で9回目の開花となります。
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~鎌倉原産の桜~
(京都で人気を集めた鎌倉桜)
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~鎌倉市の木~
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~桜の次はアジサイ~