別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2023年6月27日火曜日

清瀧寺の松平信康廟~浜松市~




1579年(天正7年)9月15日、徳川家康の嫡男・松平信康は、武田に内通していたとして、遠江国の二俣城で切腹させられました。

廟所には、信康自刃の際に殉死した吉良初之丞、二俣城主だった大久保忠世、三方ヶ原の戦いで討死した中野正照・青木吉継の墓もあります。




当時の二俣城の城主は大久保忠世

信康を自害させたことを悔やんでいたという忠世は、のちに小田原城に入ると、城下に信康を供養するための萬松院を創建しています。

介錯を命じられたという服部半蔵は、江戸麹町に信康の慰霊のために安養院を創建しました(現在の西念寺)。


信康の切腹は、正室・徳姫が織田信長に送った十二ヶ条の訴状が原因ともいわれますが、近年では、家康と信康の対立が原因という説があります。






徳川家康







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