別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2023年2月23日木曜日

武田勝頼を裏切り処刑された小山田信茂




JR中央本線の大月駅からもよく見える岩殿山

この山には、甲斐国都留郡の国衆・小山田氏が築いたという岩殿城(岩殿山城)がありました。

小山田氏は、武蔵国の秩父を本拠とした秩父氏の流れを汲む氏族で、秩父重弘の子有重を祖としています。

源頼朝に仕え「鎌倉武士の鑑」と呼ばれた畠山重忠は、有重の甥です。


1582年(天正10年)3月、織田信長・徳川家康連合軍による甲州征伐が始まると、武田勝頼は岩殿城へと逃れていきます。

しかし、城主の小山田信茂の裏切りで、天目山の麓の田野で自害。

甲斐武田氏の嫡流は滅亡しました。

その後、勝頼を裏切った信茂は、信長への謁見を希望しますが、不忠者として甲斐善光寺で処刑されたと伝えられています。






甲州征伐・天目山の戦い



武田信玄


徳川家康







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