別冊『中世歴史めぐりyoritomo-japan』




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2021年2月12日金曜日

源頼朝の寝所近辺祇候衆


『吾妻鏡』によると・・・

1181年(治承5年)4月7日、源頼朝は、御家人の中から特に弓矢の技術に優れた者、また、頼朝に忠実な者を11名選んで、寝所近辺の警護を命じました。

選ばれた11名は、頼朝が最も頼りとしていた有力御家人の子息たち。



北条義時

北条時政の子


下河辺行平

小山氏の一族で下野国下河辺荘の武将。

畠山重忠の弓馬の友。


結城朝光

下野国小山荘を本拠とした小山政光の子。

母は源頼朝の乳母を務めた寒河尼


和田義茂

侍所別当・和田義盛の弟。

武芸に優れた弓の名手。


梶原景季

侍所所司・梶原景時の子。

のちの宇治川の戦い佐々木高綱と先陣を争い武名をあげた。


宇佐美実政

伊豆国大見荘の武将で、頼朝の挙兵から従っていた。


榛谷重朝

秩父氏の一族で弓の達人。


葛西清重

武蔵国豊島郡を本拠とした豊島清元の子。


三浦義連

頼朝が頼りとした三浦一族総帥・三浦義明の子。


千葉胤正

頼朝に鎌倉入りを進言したという千葉常胤の子。


八田知重

下野宇都宮氏の一族八田知家の子。




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